第2回震災復興フォーラム 〜届けたい、この想い〜 『送り火を灯す集い』④
おまつりの直前に完成したばかりのプレハブ事務所のなかには、
子どもたちがわくわくしながら遊べるスペースを設けました。
北海道大学の森先生が連れてきてくださった
学生さんたちにもお手伝いいただいて、輪投げ、射的、くじ引きなどを出店。
子どもたちにはとても好評で、すぐに並ぶ列ができ、
次から次へと挑戦しては嬉しそうにしたり悔しそうにしていました。
それを見ている大人も笑ったりはげましたりと、忙しそう。
でもみんなほんとうに楽しそうでした!
今回、ほんとうにたくさんの子どもたちに来てもらうことができました。
素敵な浴衣を着てきてくれた子どもも大勢いて、
このおまつりを心から楽しみにしてくれていたんだなあと感じます。
あの震災から、5ヵ月が過ぎようとしています。
この小さい子どもたちがこれまでどんな思いで過してきたか、
どんな過酷な記憶が刻まれてしまったか、大人の想像が及ぶものではないと思います。
でもこの日ばかりは、たくさん遊んで、笑って、あんな苦しい状況のなかにも、
小泉地区のみんなが一緒になって楽しく過した夏の一夜があったということを
何かの支えにしてくれたら、あるいはいつか思い出して心を強くしてもらえたら、
それはとても嬉しいことです。
今回、手探りでつくりあげた手づくりのイベントではありましたが、
たくさんの方の支援があって成功させることができました。
ほんとうにありがとうございました。
小泉の地区の未来と子どもたちのために、
これからもできることをやっていきたいと思います。
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