地域の絆

12月23日(金・祝)午後1時〜、明日を考える会館において

第9回まちづくり体験型講座が開催されました。

 

今回のテーマは「地域の絆」です。

今回も北海道大学の森先生と、アトリエブンクの和田氏をお迎えし、

講座を行うこととなりました。

 

今回は、10月に行った体験型講座のような、

「大学の講義」風に森先生から、まちづくりの例を

説明していただきました。

 

重要なのは、そこに住む人々のコミュニティー

とのことで、みなさんお昼過ぎの眠くなる時間帯ではありましたが、

真剣に聞き入っていました。

 

 

森先生の特別授業のあとは、アトリエブンクの

和田氏から、今日のグループ討論の説明がありました。

 

これまでの小泉地区の近所付き合いはどうだったか、

これからはどうしていくべきか、また、そのためにはどのような施設が

あったらいいのかを自由に楽しく話し合いました。

 

地域の交流の場として、

大きなお風呂があったらいいのではないか、とか、

 

自然塾のようなおじいさんおばあさん世代の知恵を

孫の世代にまで伝えるようなものがあったらいいのではないか、

 

野菜を作って、みんなで調理できるようになったら楽しそう、

 

ステージを作って、踊りや歌の発表ができたらいいな、など

 

様々な意見がありました。

中には、居酒屋があったら良い、

スポーツのできるような施設を作って、インストラクターの方を呼んで、

教室のようなものを開く…

 

といった、少し冗談にも聞こえるような意見もありましたが、

若い人の交流の場がもっとあれば、ずっと住み続けたいと思える

まちになるのではないか、

 

と真剣に小泉の未来を考えているみなさんが印象的でした。

 

 

それではいよいよ、グループ討論の発表です。

 

が、その前におやつが参加者の方全員に配られました。

 

そのおやつはこちらです。

山形の「蔵王みはらしの丘」という住宅地の新名物、

「みはらしだんご」です。

 

詳しくはこちらから

 

「みたらし」だんごならぬ、「みはらし」だんごといいます。
小泉地区のみはらしも良くなるように
との思いと願いを込めて、今回送らせていただきました。

 

 

さて、それでは発表です。

 

さすが、みなさん講座も9回目となると、発表がとても上手です。

話にオチをつけて話すなど、素晴らしい発表でした。

 

高齢世代から、孫世代まで、小泉のみなさんがお互いのことを

しっかり考えた意見が満載でした。

 

今後は、被災した跡地利用についてを考えていきます。

 

「トップランナー小泉」として進めて来たことが

少しずつ実を結び、世界中が注目するまちになってきています。

 

 

次回の体験型講座は来年になります。

 

このままの盛り上がりと熱があれば、

集団移転実現に向けてどんどん進んでいけるのではないかと感じました。

 

詳しい日程や内容などは、

後日こちらで連絡させていただきます。