10月15日(月)午後7時~、明日を考える会館(幼稚園となり)において
第19回まちづくり体験型講座が開催されました。
今回のテーマは『再生への近道』です。
今回は40名近くの方が参加されました。
自然と3つのグループに別れて着席するところをみると、
まちづくり体験型講座も小泉地区のみなさんの日常になってきている
と感じました。
今回も北海道大学の森先生とアトリエブンクの和田氏をお迎えし
体験型講座が開かれました。
はじめにお話をいただいたこととして、
小泉地区の集団移転は、新しいまちを創って移転するだけでなく、
その後もまちの創造、維持管理を組織化し、
運営を持続させていくことが重要ではないかということでした。
現段階で組織化が決定したわけではありませんが、
森先生と和田氏の先導で、明日を考える会として今後も 関係各位が尽力し、
集団移転の実現のその先を見据える段階に来ているように感じました。
次に、前回の体験型講座で話し合った「跡地利用の件」をもう一度おさらいをし、
今後住んでいく場所に本当に必要なものを話し合いました。
その際、防潮堤の建設計画や三陸道、国道の位置を
頭に入れながらの話し合いとなりました。
地図を見ながらこの位置に何があったらいいのか、
本当にこの施設は必要なのかをもう一度精査します。
みなさんは以前の小泉地区のことを思い返しながら
話し合っていました。
また、共用施設について、そこに必要な設備についても話し合いました。
みんなが集まっても困らないように、
高齢者にもやさしくといったポイントが 多いと感じました。
その後、いつものように班の代表者による発表です。
この講座もだいぶ回を重ねてきました。その甲斐もあってか、
以前に比べてみなさんの意見が割れることなく、
同じベクトルに向かっている印象をふと感じた今回の講座でした。
ますます本格的に、集団移転へ向けて動き出していきます。
このままの「熱」を持ってこれからも進んでいきます。
次回のまちづくり体験型講座の日程は未定です。
決まり次第こちらでお知らせいたします。
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