冬のまち 2011

12月23日(金・祝)に撮影した、

気仙沼・南三陸エリアの景色をご覧ください。

 

2011年もいよいよ過ぎようとしています。

 

10年先、20年先になっても、

辛かったことは消えないと思います。

でもそれ以上に、

そこから建設的で発展的な営みを進めて今があるという喜びを、

分かち合えればいいのだと思います。

 

小泉を思い、気持ちを寄せていただいた皆様、

本当にありがとうございました。

これからもよろしくおねがいします。

 

 

 

 

南三陸町
南三陸町
南三陸町

 

 

小泉小学校、小泉中学校周辺
小泉小学校、小泉中学校周辺
もくもくハウス
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地域の絆

12月23日(金・祝)午後1時〜、明日を考える会館において

第9回まちづくり体験型講座が開催されました。

 

今回のテーマは「地域の絆」です。

今回も北海道大学の森先生と、アトリエブンクの和田氏をお迎えし、

講座を行うこととなりました。

 

今回は、10月に行った体験型講座のような、

「大学の講義」風に森先生から、まちづくりの例を

説明していただきました。

 

重要なのは、そこに住む人々のコミュニティー

とのことで、みなさんお昼過ぎの眠くなる時間帯ではありましたが、

真剣に聞き入っていました。

 

 

森先生の特別授業のあとは、アトリエブンクの

和田氏から、今日のグループ討論の説明がありました。

 

これまでの小泉地区の近所付き合いはどうだったか、

これからはどうしていくべきか、また、そのためにはどのような施設が

あったらいいのかを自由に楽しく話し合いました。

 

地域の交流の場として、

大きなお風呂があったらいいのではないか、とか、

 

自然塾のようなおじいさんおばあさん世代の知恵を

孫の世代にまで伝えるようなものがあったらいいのではないか、

 

野菜を作って、みんなで調理できるようになったら楽しそう、

 

ステージを作って、踊りや歌の発表ができたらいいな、など

 

様々な意見がありました。

中には、居酒屋があったら良い、

スポーツのできるような施設を作って、インストラクターの方を呼んで、

教室のようなものを開く…

 

といった、少し冗談にも聞こえるような意見もありましたが、

若い人の交流の場がもっとあれば、ずっと住み続けたいと思える

まちになるのではないか、

 

と真剣に小泉の未来を考えているみなさんが印象的でした。

 

 

それではいよいよ、グループ討論の発表です。

 

が、その前におやつが参加者の方全員に配られました。

 

そのおやつはこちらです。

山形の「蔵王みはらしの丘」という住宅地の新名物、

「みはらしだんご」です。

 

詳しくはこちらから

 

「みたらし」だんごならぬ、「みはらし」だんごといいます。
小泉地区のみはらしも良くなるように
との思いと願いを込めて、今回送らせていただきました。

 

 

さて、それでは発表です。

 

さすが、みなさん講座も9回目となると、発表がとても上手です。

話にオチをつけて話すなど、素晴らしい発表でした。

 

高齢世代から、孫世代まで、小泉のみなさんがお互いのことを

しっかり考えた意見が満載でした。

 

今後は、被災した跡地利用についてを考えていきます。

 

「トップランナー小泉」として進めて来たことが

少しずつ実を結び、世界中が注目するまちになってきています。

 

 

次回の体験型講座は来年になります。

 

このままの盛り上がりと熱があれば、

集団移転実現に向けてどんどん進んでいけるのではないかと感じました。

 

詳しい日程や内容などは、

後日こちらで連絡させていただきます。

 

 

 

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お知らせ

12月23日(金・祝)午後1時~、明日を考える会館において

第9回まちづくり体験型講座を開催します。

 

グループ討議は、「日常的なお付き合い」や「困った時の相談ごと」などについて、

これまでどうだったか?これからどうしていこうか?

 

と言うようなことを話し合ったうえで、単なる集会所ではない

「交流施設」の必要性と「機能」について考えます。

 

普段参加できないという方も、

今回はお昼の時間帯に開催します。

 

ひょっとしたら、おやつが出るかもしれませんよー!

 

ぜひ、皆さんの意見をお待ちしています。

 

 

詳しくはこちらからご覧ください。

 

再生小泉第9回体験型講座
クリックするとPDFファイルでご覧いただけます

 

 

 

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景観を考える!

11月28日(月)午後7時〜9時、明日を考える会館にて

第8回体験型講座が開催されました。

 

 

いつもご協力をいただいている北海道大学の森先生、アトリエブンクの和田氏、 

そして、8月の台風の時以来、アトリエブンクの石黒専務が来てくださいました。

 

前回は“小泉地区に似合う家”について意見が挙がりましたが、

北海道大学の学生の協力で、その意見を元にした

家の模型がつくられ、披露されました。

 

家の模型が並んでいます
家の模型が並んでいます

 

 

これを元に まちなみの作り方をグループ討議しました。
 
屋根の勾配、形状(切妻、寄棟、入母屋など)、素材(瓦、スレート、板金など)
壁 素材、色合いや、車庫、家に組み込むか別にするか
といった、個々の家のことや、
 
外部の生け垣、板塀、ブロック、庭、芝生、花壇、庭木
植栽などの樹種を統一、花を統一、庭石を統一…
などなど…
 
シートの項目欄に自分が思ったところに投票するやりかたで
どの項目が多く指示されるかを話し合いました。

 

 

 
成果発表では、他のグループの得票数に興味津々のようでした。
これをもう少し進めていきながら、
景観の統一感を模索し進めていくことになります。
 
今回の体験型講座は参加人数がいつもよりも少なく、淋しく感じました。
お子さまがいらっしゃるご家庭では、
夜だとなかなか参加できないといった声もあり、
次回の体験型講座は12月23日(金・祝)の13:00〜開催します。
詳しくは後日お知らせいたします。
 
今後も実際の街並みについて、話し合いは続きます。
わからないことは北海道大学の森先生や
和田氏をはじめとしたアトリエブンクの方が
丁寧に説明してくださいます。
また、参加された方々がお互いに教え合ったりしながら進めています。
 
まだ参加できていないと言った方や、
迷っている方、ぜひ足を運んでみてください。
 
 
 
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第4回震災復興フォーラム 『みんなで復興!、みんなで再生!!』

11月22日(火) 午後7時から小泉中学校集会ホールにおいて

第4回震災復興フォーラムが開催されました。

 

第4回のテーマは“集団移転は未来への贈り物”です。

 

はじめに及川会長からの挨拶があり、

これまでの明日を考える会の取り組みについての経過報告がありました。

 

これまでの体験型講座のことや、

建築ジャーナルの森先生の記事について触れ、

今後も単なる復興ではなく、新しい小泉地区の再生とまちづくりを目指していく

と、述べられました。

 

建築ジャーナルについて詳しくはこちらから

 

 

 

及川会長の挨拶の後、小泉小学校の児童による

「10年後の気仙沼市」作文コンクール最優秀の朗読も行われました。

 

 

その後、北海道大学の森先生と、アトリエブンクの和田氏に

小泉地区の防災集団移転促進事業についての説明をしていただきました。

 

 

質疑応答の場面では、いつもの体験型講座のような

明るく、楽しい雰囲気の中で行われました。

 

 

 

7月のフォーラムから、まちづくり体験講座への積極的な参加により、

1ヶ月に2回のペースで続けてきました。

117日で第7回目を迎え、約4ヶ月間活動を続けてきました。

 

その成果として、新しい小泉地区が

鳥瞰図として見られるまでになりました。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

ぜひ、今回のフォーラムをきっかけにして

今後の体験型講座の参加者が増え明るく楽しく

小泉の未来を考えていければいいなと思います。

 

次回は、11月28日に開催された

体験型講座についての報告させていただきます。

 

 

 

 

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